どうして突然 消えてしまったの
隣で眠ると 誓ったあなたは


２人で空ばかり見ていたね
星を求めて 足元のどぶに落ちた

侵す闇に気づいていたら

今もあなたは隣にいたの？


金木犀が薫るのに
私は独りで歩いている
幻でいい 会えるのならば
黄泉にだって行くわ
会いたいの


あなたの欠片を 拾い集めて
感じていたいの どんな形でもいい


みんなで 大地ばかり歩いたね
地平を目指して 青い波にのまれた

その愚かさを知っていたなら

今もあなたに抱かれていたの？


季節がめぐり また秋がきて
私は独り たたずむの
一時でいい 会えるのならば
命だってさしだすわ
会いたいの







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連載中の話に関わる詩だけど、今言うとネタバレになるから秘密★

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