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First:咲きはじめた早春の華のような
胸がつぶれるようなせつなさも
泣きたくなるような愛しさも
出会わなければ 知りえなかった
深い深い慟哭の中
応えを求めて叫び続ける
僕たちは今日 巡り合ってしまった
「かっこよかったわよ、警邏のオニーサン」
Second:開きかけの蕾の如く
「もし嫁にいったとしても、帰りたくなったらいつでも俺達のところに帰ってきてくださいね」
Third:躍動の予感を醸すアスチルベ・前
(覚えてるかな、俺のこと)(覚えてなかったら、どうしよう)
Fourth:躍動の予感を醸すアスチルベ・後
「このままじゃ、彼が、ジェイが、殺されちゃう!」
Fifth:甘く芳うフリージア
「お姉ちゃんがジェイ兄ちゃんの彼女になってあげてよ」
Sixth:静かな訪れを告げるアガパンサス・前
「ディモルホセカ…?」「暖かい地域で育つ花でね、橙や黄色に咲く、綺麗な花だ」
Seventh:静かな訪れを告げるアガパンサス・中
「私が、あなたの婚約者になる男です。どうぞ、よろしく」
Eighth:静かな訪れを告げるアガパンサス・下
「みんないい子にしてないと、『方舟』に乗せられて遠いところへ連れていかれちゃうぞ」
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