Last up:5/11

胸がつぶれるようなせつなさも

泣きたくなるような愛しさも

出会わなければ 知りえなかった

深い深い慟哭の中

応えを求めて叫び続ける


僕たちは今日 巡り合ってしまった





First:咲きはじめた早春の華のような
「かっこよかったわよ、警邏のオニーサン」

Second:開きかけの蕾の如く
「もし嫁にいったとしても、帰りたくなったらいつでも俺達のところに帰ってきてくださいね」

Third:躍動の予感を醸すアスチルベ・前
(覚えてるかな、俺のこと)(覚えてなかったら、どうしよう)

Fourth:躍動の予感を醸すアスチルベ・後
「このままじゃ、彼が、ジェイが、殺されちゃう!」

Fifth:甘く芳うフリージア
「お姉ちゃんがジェイ兄ちゃんの彼女になってあげてよ」

Sixth:静かな訪れを告げるアガパンサス・前
「ディモルホセカ…?」「暖かい地域で育つ花でね、橙や黄色に咲く、綺麗な花だ」

Seventh:静かな訪れを告げるアガパンサス・中
「私が、あなたの婚約者になる男です。どうぞ、よろしく」

Eighth:静かな訪れを告げるアガパンサス・下
「みんないい子にしてないと、『方舟』に乗せられて遠いところへ連れていかれちゃうぞ」




HOME